実施されたドローンショーの写真やナレーション、制作のポイントなどを紹介しています。

WAKAYAMA LIGHTS 2025 第1部 開演

季節をモチーフにした演出

和歌山城は2025年で築城440年。
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和歌山城は「日本100名城」のひとつに数えられています。
それでは築城当時の様子を少し覗き見してみましょう。

1585年にタイムスリップ!
ときは1585年 天正13年、豊臣秀吉は自らに反抗する雑賀衆などに対し、紀州攻めを行いました。太田城(おおたじょう)の水攻めなどが有名で、秀吉はその年に紀州を平定しました。

紀州平定後の和歌山城の築城は秀吉の弟秀長のもと、築城の名手で知られる藤堂高虎らが担いました。
築城当初の石垣には、紀州特産の青石(緑泥片岩)が多く使われています。
和歌山城の南に位置する岡公園は、和歌山城の石垣に使う石材を切り出す石切丁場です。
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石垣をイメージした演出。
そうして秀長によって造られた和歌山城ですが、秀長の本拠地は大和郡山であったため、和歌山城にはその家臣である桑山重晴(しげはる)が城代として入りました。
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リアルの和歌山城を使用して城の完成を強調。
そして、関ヶ原の戦いが終わった1600年に新しく浅野幸長(あさのよしなが)が37万6千石で紀伊に入国し、和歌山城主となり、19年間幸長とその弟である長晟(ながあきら)が城主を務めました。

左が豊臣家の家紋である桐紋です。このように和歌山城の歴史は豊臣家から始まりました。
右が徳川家の家紋である三つ葉葵です。1619年に浅野氏が広島に移り、駿府から徳川家康(とくがわいえやす)の子どもである頼宣(よりのぶ)が和歌山に入国。それ以後明治になるまでの約250年間、14代にわたって徳川家が藩主を務めています。
紀州55万5千石の城となり、以来、水戸・尾張と並び、徳川御三家のひとつとして、長い歴史を刻んできました。

「南龍公(なんりゅうこう)」という名前を聞いたことはありますか?南龍公とは、紀州徳川家の初代徳川頼宣のこと。文武に長けた頼宣は、没後に南龍公と呼ばれていたそうです。
頼宣は政治家としてとても優秀で、みかんの栽培をはじめあらゆる産業を奨励したといわれ、法令・教育などさまざまな分野で政策を打ち出しました。また和歌山城の改築、城下町の整備などを積極的に行い、藩の繁栄の基礎を築きました。

江戸時代、和歌山城は別名「虎伏山竹垣城」と呼ばれました。
これは、和歌山城の建つ山が虎の伏した姿に似ていたためと言われています。
演出の虎の襖絵は現在の和歌山城天守閣に展示されています。

さて、歴史の話はこれくらいにして、
なんと、和歌山城の光の祭典に光の国からウルトラマンがお祝いに駆けつけてくれました。

ウルトラマンはいつも私たちを見守ってくれています。

11/23からは、けやきライトパレードがスタートします。
今年は点灯エリアを拡大し、JR和歌山駅から和歌山城、そして南海和歌山市駅までの3kmにわたる通りに、点灯する樹木の本数は435本となり、130万球の光に包まれています。
日本一のイルミネーションストリートがさらに進化しました。

11/9は風光明媚な和歌浦湾の景観とジャズの演奏の中を駆け抜けるミュージックマラソン、「第23回和歌山ジャズマラソン」が開催。 ウェルカム ジャズ・ランニング!
選手の皆様を応援しています。


WAKAYAMA LIGHTS 2025 第2部 開演

季節をモチーフにした演出

和歌山城は2025年で築城440年。
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第1部からフォントとカラーを変更。
それでは和歌山城の歴史を少し覗き見してみましょう。

タイムスリップ!

本能寺の変で織田信長が討たれた後、徐々に頭角をあらわしていった羽柴秀吉、後の豊臣秀吉は、天下統一に向けて動きはじめます。
1585年の前年の1584年 天正12年には、秀吉と織田信雄、徳川家康の連合軍が天下を争った大規模な合戦小牧・長久手の戦いが勃発、約8ヶ月間にわたり行われました。
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軍配を持った秀吉を演出 秀吉の兜を表現。
その頃、現在の和歌山市近辺は、鉄砲の扱いに長けた雑賀衆が治めていました。
1585年 天正13年それを脅威に感じ、快く思っていなかった秀吉はこの地を攻め、雑賀衆がたてこもる太田城を水攻めするなどして、紀州を平定しました。
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鉄砲衆が水攻めにより崩れていく様子を足元からのグラデーション(青色)で表現。
左が豊臣家の家紋である桐紋です。このように和歌山城の歴史は豊臣家から始まりました。
右が徳川家の家紋である三つ葉葵です。1619年からは紀州徳川家が55万5千石を与えられ和歌山城の城主になりました。以来、水戸・尾張と並び、徳川御三家のひとつとして、長い歴史を刻んできました。

「南龍公(なんりゅうこう)」という名前を聞いたことはありますか? 南龍公とは、紀州徳川家の初代徳川頼宣のこと。文武に長けた頼宣は、没後に南龍公と呼ばれていたそうです。
頼宣は政治家としてとても優秀で、みかんの栽培をはじめあらゆる産業を奨励したといわれ、法令・教育などさまざまな分野で政策を打ち出しました。また和歌山城の改築、城下町の整備などを積極的に行い、藩の繁栄の基礎を築きました。
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第2部では龍頭にドローンを集中させ、より立体感や迫力のあるように表現。
さて、歴史の話はこれくらいにして、
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球体を演出し幻想的な雰囲気を表現。
第1部に続きウルトラマンシリーズから宇宙忍者バルタン星人とゼットンがお祝いに駆けつけてくれました。


11/23からは、けやきライトパレードがスタートしています。
今年は点灯エリアを拡大し、JR和歌山駅から和歌山城、そして南海和歌山市駅までの3kmにわたる通りに、点灯する樹木の本数は435本となり、130万球の光に包まれています。
日本一のイルミネーションストリートがさらに進化しました。

昨年から実施している、和歌山城公園内のライトアップ「和歌山城~光の回廊~」
四季折々のカラーによる、夜のお城と光がコラボした幻想的な雰囲気をお楽しみください。
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第1部からカラー演出を追加。
和歌山城にはどこからともなく現れ、忍法おもてなしの術で皆さまの楽しい思い出づくりのお手伝いをする、おもてなし忍者が忍んでいます。
皆様が和歌山城にこられた時にお会いできるのを楽しみにしています。